コンクリートの隙間を埋めるパテ埋めの極意
ゴキブリ対策において物理的な遮断こそが最強の防御であることは間違いありませんが、コンクリート打ちっぱなしの部屋でその効果を最大限に発揮するためには、正しい「パテ埋め」の技術を習得する必要があります。ターゲットとなるのは、キッチンのシンク下、洗面台の下、トイレの配管周りなど、排水管や給水管がコンクリートの壁や床を貫通している部分にできる「配管スリーブ」と呼ばれる隙間です。施工の段階でここがきっちりと埋められている物件は意外と少なく、黒いゴムのカバーが被せられているだけでめくってみると大きな穴が開いているというケースが多々あります。ここに隙間埋め専用のパテ(エアコン配管用パテなど)を詰め込むのですが、コツは「ケチらずたっぷりと使うこと」と「隙間なく密着させること」です。まず穴の周りの埃や汚れを拭き取り、パテを棒状に伸ばして配管に巻き付け、指で押し込むようにしてコンクリートと配管の隙間を埋めていきます。この時、配管の裏側などの見えにくい部分も手探りで確認し、針の穴ほどの隙間も残さないように徹底的に塞ぐことが重要です。また、コンクリートの表面がザラザラしている場合はパテが剥がれやすいため、必要に応じてアルミテープなどを併用して固定するのも有効です。この地道な作業は一度行えば長期間効果が持続するため、休日のDIYとして取り組む価値は十分にあり、これによってゴキブリだけでなく下水の臭いや冷気の侵入も防げるという副産物も得られるため、快適な住環境を手に入れるための必須テクニックと言えるでしょう。