意外な侵入経路、エアコンのドレンホース
コンクリートの壁にスタイリッシュに取り付けられたエアコンですが、その室外機から伸びているドレンホース(排水ホース)が、実はゴキブリにとっての「直通エレベーター」になっていることをご存知でしょうか。ドレンホースはエアコン内部で発生した結露水を外に排出するためのものですが、その直径は1.5センチ程度あり、ゴキブリにとってはちょうど通りやすい大きさのトンネルとなっています。特に湿気を好む彼らにとって、中が湿っていて暗く、室内の匂いが漂ってくるホースの中は誘引効果抜群であり、ここを逆走してエアコン本体に到達し、送風口からポトリと部屋の中に落ちてくるというホラー映画のような侵入事例が後を絶ちません。これを防ぐための対策は非常にシンプルで、ホースの先端に「防虫キャップ」を取り付けるだけです。防虫キャップは100円ショップやホームセンターで手軽に購入でき、誰でも簡単に装着することができますが、あまり目が細かすぎるとゴミや埃が詰まって排水不良を起こし、エアコンから水漏れする原因となるため、定期的な掃除が必要です。また、地面に直接ホースが触れていると虫が入りやすくなるため、ホースを少し浮かせるか、先端にネットを被せて輪ゴムで止める(ストッキングの水切りネットなどが代用可能)といった工夫も有効です。たった数百円の出費と数分の作業で、エアコンからの侵入という恐怖を回避できるのですから、これをやらない手はありません。