ゴキブリ対策に欠かせない殺虫剤ですが、コンクリート打ちっぱなしの部屋で使用する際には、その材質や空間の特性に合わせた選び方が求められます。まず、スプレータイプの殺虫剤を選ぶ際は「油性」か「水性」かに注意が必要で、油性のスプレーは殺虫効果が高い反面、コンクリートの壁や床にかかると油シミになって残ってしまうリスクがあります。特に打ちっぱなしのコンクリートは吸水性が高く一度シミになると完全に取り除くのが難しいため、室内で使用する場合は「水性」や「アルコールベース」の殺虫剤、あるいは冷却成分で動きを止めるタイプのスプレーを選ぶのが無難です。また、燻煙剤(くん煙剤)を使用する場合も、火災報知器へのカバー装着はもちろんですが、煙がコンクリートの気泡に入り込んで匂いが染み付く可能性があるため、使用後は十分な換気を行う必要があります。設置型のベイト剤(毒エサ)に関しては、黒いプラスチック容器のものが一般的ですが、これが部屋の雰囲気に合わない場合は、透明な容器のものや、目立たない色のものを選び、さらに壁際や家具の裏などの視界に入らない場所に設置する工夫が大切です。最近では、天然成分由来のハーブの香りで忌避するタイプや、デザイン性に優れたおしゃれな殺虫グッズも登場しているため、機能性とインテリア性のバランスを考えながら、自分の部屋に最適な武器を選び抜くことが、スマートなゴキブリ対策の第一歩となります。